専門家への道

植生工学士とは
(別名:ふるさとの森づくりマイスター)商標登録第5351787号

宮脇昭横浜国立大学名誉教授(当協会の永世特別顧問)が提案し、全国各地や海外ではアマゾン・ボルネオ・ケニアの熱帯林、中国の内モンゴル自治区や北京郊外、上海などで実践指導してきた「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」。
植生工学士とは、その自然林再生(ふるさとの木によるふるさとの森づくり)の専門家であると認められる資格です。
当協会の「自然林再生専門家研修」を受講し、最終日の試験に合格することで取得できます。
研修は、これまでに2009年から2024年まで計13回実施され、171人の植生工学士が誕生しています。

植生工学士を紹介する動画

2017年5月14日、第12回湘南国際村めぐりの森植樹祭が開催されました。
植生工学士は、その前々日から準備作業を行い、当日は植樹リーダーとして一般市民の皆様に植樹のやり方を指導しました。
今回の植樹祭に参加した植生工学士は25人。
彼らは、植樹祭で何をしているのか、どんな人たちがいるのか、分かりやすく紹介されています↓

【動画】第12回めぐりの森植樹祭と森づくりマイスター<植生工学士>たち 4分40秒

植生工学士の実績

◆各地の植樹祭・育樹祭でリーダーとなって参加市民を指導します。
◆植樹祭前の準備作業として、1日~2日間かけて、樹種の同定が必要な苗木の仕分け、資材(稲ワラやわら縄)の配置、竹杭の打設等をします。
◆東日本大震災後宮城県下の津波被災神社の鎮守の森をふるさとの森づくり方法で再生する事業に参画し技術的に支援しています。
◆東日本大震災後岩手県、宮城県、福島県の森の防潮堤事業に参画し技術的に支援しています。

◇植生工学士には、地球温暖化などに対し、高い意識を有する方々が多く、森づくりという実務や現場作業を共にすることから強い連帯意識が自然に生まれ、素晴らしい友人ができます。
◇生長する木々や森を見つめ、自然が復元する状況を目の当たりにする慶びがあり、大変楽しいです。

 

植生工学士取得までの道のり

道のり内容現在の状況
STEP 1自然林再生専門家研修への申し込みを行う。 自然林再生専門家研修2024 2024年4月19日~21日に開催しました。
STEP 2研修を受講して、最終日の試験に合格する。3日間の研修と最終日の試験が予定されています。
STEP 3登録証(資格証明証、A4版)と資格者証(携帯用カード、名刺大)が届く。これらを必要に応じて提示することで、自然林再生の専門家であると認められます。
STEP 4さあ、各地で開催される植樹祭や育樹祭などに参加して、ふさわしい実力を高めましょう!
そして、新たな自然林再生に一緒にチャレンジしてみませんか?

 レナフォは、HPや森づくりマイスターマガジンを通して、森づくりイベントの情報を発信しています。

植生工学士の皆様には、植樹祭の準備作業のボランティア及び当日の植樹リーダーを募集しますので、奮ってお申込みください!