新東名秦野丹沢育樹祭2024春 report

overview

●日時●
2024年5月18日(土)10:00-12:30(受付9:30-)

●参加人数●
30名(子ども2名含む)

●場所●
新東名秦野丹沢植樹祭2021の植樹地(新東名秦野丹沢スマートICアクセス道路斜面、神奈川県秦野市戸川1166-3付近)

●地図●
https://goo.gl/maps/aAn37Z8ciGvFVzJw9(グーグルマップより)

●アクセス●
小田急線渋沢駅9:15発のスタッフの車とタクシーに分乗して移動、もしくは自家用車で直接現場へ
※人数が少なかったため、渋沢駅からの専用マイクロバスの運行はなくなりました。

●作業内容●
雑草の草抜き、苗木の補植(60本)

●服装・持ち物●
移植ゴテ、長袖長ズボン、運動靴、帽子、軍手、飲み物、お持ちであれば剪定鋏、鎌など(雨天の場合はカッパ等の雨具)
※雑草と共に苗木まで刈ってしまう可能性が高いので、両手で開閉するタイプの刈り込みばさみは使用しないでください。

report  参加者の方からの感想

とても爽やかな快晴の日となり、27人の植栽仲間が集まりました。植栽には慣れた頼もしい方々がほとんどだったのではと思います。皆さんがそそくさと準備を整えて、鹿よけのために周囲を囲った網を潜って、それぞれ散らばって、即座に自分の持ち場を見つけて手を動かす姿は壮観だなと思いました。
植樹祭は3年前(2021年)の12月で、それから約2年半ということのようですが、それほど背が高く大きくなった樹木はまだ見当たりませんでした。そして苗を覆い隠すほど困ってしまうほどの頑固な葛性の植物もほとんどないように思いました。
実は、会場に到着したときには、全体を目にして、混植密植の特徴と思いますが、緑と言っても色とりどりで中には花が咲いている木もあり、これは・・下草刈りをしなくても、なんと綺麗に成長しているのかしらと思えたのでした。ところが、植栽地の中に踏み込んでいくと思いの外、引っ張っても抜けない大物な成長盛りのピンピンした草はたくさんありました。


力を込めて、よいしょっと引き抜くのは、スカッと気持ちがいいですし、苗を救ってあげたと少し満足して気分が乗ってきます。周りを見渡しても、皆さんが丁寧にも手が止まりませんと夢中になっていて、そして素早い動きでしたので、私も頑張らなければならないと感じでのめり込んでいきました。
とはいえ、少しどうしてだろうと思ったことは、ここでは高尾小仏の森にあるようなグングン高く太く根も硬いイタドリに出会うことがなかったことです。傾斜も高尾よりは穏やかであり、土も柔らかくて、それぞれに特徴があることを知りました。
また、ここでは高速道路の側面といった場所でありながら、時折、キジが甲高く、そして鳶も鳴いていたりしたので、植栽したことで森が育つと彼らの暮らしも今よりは豊かになるかもしれないなと思ったりしました。

そういえば、喉が乾いたと急に思い出し、あぁー今日は夏日だと気がついた頃に、「みんな、休憩してね」と声が掛かりました。後半には60本の苗木を補植しました。ちょっと大きめの立派な苗ばかりでした。ここまで大切に育て上げられた苗、これからも頑張ってここで大きくなってくださいね。
最後に記念写真を撮り、帰りにみかんパンを2個もいただく。このパンが大好きなのです!ありがとうございました。